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睡眠の鍵を握るホルモン「メラトニン」

日が短くなり、朝晩の涼しさが増してくる秋。季節の変わり目は体調を崩しやすい時期ですが、特に注目したいのが「睡眠の質」です。そして、その睡眠に深く関わっているのが、メラトニンというホルモンです。

メラトニンとは、私たちの体が夜になると自然に眠くなるように働くホルモンです。夕方から少しずつ出はじめ、夜になるとたくさん分泌されて、体が「そろそろ寝る時間だよ」と感じるようにしてくれます。

しかし、秋から冬にかけては日が短くなり、朝の光を浴びる時間も減るため、体内のリズムが乱れやすくなります。するとメラトニンが分泌されるタイミングもズレてしまい、眠りにくくなってしまいます。また、睡眠不足や生活リズムの乱れが続くと、メラトニンの分泌がうまくいかず、不眠や気分の落ち込み、集中力の低下などメンタル面の不調を感じやすくなります。

★秋のメラトニン分泌を整える3つのポイント★

☀ 朝日を浴びる習慣を

朝起きたら、できるだけ早くカーテンを開けて太陽の光を浴びましょう。朝日を浴びることで体内時計がリセットされ、夜になると眠くなるリズムが整います。

🚫夜はスマホ・PCの光を控えて

ブルーライトはメラトニンの分泌を抑えてしまいます。寝る1〜2時間前は画面から離れて、読書などをしながら間接照明のやさしい光の中で過ごすのがおすすめです。

🍌食事にも工夫を

納豆、豆腐、チーズ、バナナなどには、メラトニンを作る材料となる栄養が含まれています。夜ごはんやおやつに取り入れてみてください。

 

朝晩の冷え込みが増すこれからの季節、心と体にそっと寄り添う「眠り」の時間がますます大切になります。睡眠の質が上がると、日中の集中力や気分の安定にもつながります。メラトニンの働きを意識して、質の良い睡眠と安定した心身の状態を保ち、健やかな秋を過ごしましょう。

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