今年もインフルエンザのシーズンがやってまいりました。
秋から冬にかけて流行する季節性の感染症と呼ばれていましたが、近年は夏でも流行が見られ、冬場だけ気をつけていればよい感染症ではなくなってきました。
罹患後、軽症で回復する方も含め、毎年10人に1人が発症しています。
そこで感染を防ぎ罹患後は感染を広げないポイントをお伝えします。
まず、感染経路はわかりやすく言えば以下の2つです。
①くしゃみや席などの飛沫とともにウィルスを放出し、そのウィルスを吸い込み感染する
②ある方がウィルスのついた手でまわりのものに触れ、別の方がそれに触れた手で口・鼻などを触り粘膜から感染する
そしてインフルエンザ感染から身を守るために必要なことは次の通りです。
①手洗い
②流行前のワクチン接種
③適度な湿度
④人混みへの外出を避ける
⑤マスクの着用
⑥こまめな換気
⑦バランスの取れた栄養摂取
⑧十分な睡眠
インフルエンザかな?と思ったら、水分補給を必ず行い、安静を保ちましょう。高熱が続いたり、呼吸が苦しいなどの症状があればすぐに医療機関を受診ください。
発熱後12時間以内は正確な症状が出ないことがあります。悩むときはご相談ください。
また、発熱・咳・関節痛・呼吸の苦しさが主な症状でもインフルエンザではないこともあります。ご自身で判断され、重症化を招かないためにも悩むときはご相談ください。
今期も当院でインフルエンザ予防接種を行っています。詳しくはお問い合わせください。