コレステロールが高い、血圧が高い、血糖値が高い、喫煙するなど動脈硬化をおこしやすくする危険因子の管理、治療には現在の動脈硬化の状態を知ることが大切です。比較的簡単で安全に行える動脈硬化の評価検査として、頸動脈エコーと血圧脈波検査があります。
- 頸動脈エコー
頸動脈は首の前面左右にあり、脳へ血液を送る大切な血管です。超音波(エコー)をあてて、以下の点を調べます。
- 血管壁の厚み:動脈硬化が進むと厚くなります。
- プラーク(血管の内側にできる隆起性の病変):大きさや性状を評価し、脳塞栓の原因になるリスクなどを確認します。プラークで血管が高度に狭窄している場合は脳外科での血管治療が検討されます。
- 血圧脈波検査
- ABI(足関節上腕血圧比):手足に血圧計を巻いて血圧測定します。通常は足の血圧が腕と同じかやや高めです。足と腕の血圧の比率をみます。足の血圧が低い場合は足の動脈の狭窄や閉塞が疑われます。
- 脈波速度:心臓から送り出された血液が血管を伝わる速さを測定します。動脈硬化がすすむと、血管の弾力が低下して硬くなるのでその程度を調べます。
以上は当院でも検査可能です。予約制です。動脈硬化危険因子がある方はご相談ください。